車を運転していると、いろいろな疑問が出てきます。
そんな様々な疑問に対して、カー雑誌『ベストカー』が、実際に実験をして検証していましたので、その結果を紹介しますね。
今回は、
・溝なしスタッドレスタイヤはどのくらいグリップ力がある?
・タイヤの空気圧の差で、車が止まる距離はどのくらい変わる?
についてです。
ちなみに、前回紹介した『車用の空気清浄機の効果は?』『テンパータイヤをFR車に履かせると、ハンドリングはどう変わる?』の実験結果については、こちらを参考にしてください。
※車用の空気清浄機は、思った以上に効果があります。
⇒車用の空気清浄機の効果は?テンパータイヤをFR車に履かせるとどうなる?
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溝なしスタッドレスタイヤはどのくらいグリップ力がある?
雪道や凍った道を走る上で大切なものといえば、スタッドレスタイヤです。
一般的に、タイヤは、溝が浅くなってきたらグリップ力がなくなってしまうので交換が必要です。
では、溝がないスタッドレスタイヤは、どのくらいグリップ力があるのでしょうか?
カー雑誌『ベストカー』の実験では、なんと予想の10倍くらい雪面をちゃんと捉えてくれたんです。
そして、溝がないスタッドレスタイヤでも、グリップできた理由は、ラバーコンパウンドにあったんです。
見た目から予想する10倍くらい、ちゃんと雪面を捉えてグリップしてくれる。その秘密は、何はなくともラバーコンパウンド。各社が開発にしのぎを削っているのが、ゴムの性能を向上させるという部分なのだが、一見なんの変哲もない黒いゴムに、最新のハイテクが詰まっている。
ザックリいって、スタッドレスタイヤの性能の半分は特殊なラバーコンパウンドに依存する。低温でも硬化せず、無数のミクロな穴で路面の水分を吸収し、配合された摩擦剤が氷面をひっかく。そのラバーの基本性能がすごいから、たとえトレッドパターンがスリックでも相当なレベルのグリップを発揮。われわれテスターを驚かせた。
(引用元:ベストカー)
スタッドレスタイヤのゴムは、一見、普通のゴムに見えますが、実は凄い技術が詰まっているんですね。
実際にスタッドレスタイヤの製品になるときは、噛みこんだ雪の柱を断ち切る力や、細かいサイプのエッジ硬化、ウェット時の排水性などが、トレッドパターンで効果を発揮します。
けれど、これら効果は、優秀なラバーコンパウンドがあるからこそ、得られる効果なんですね。
タイヤは、タイヤメーカーの努力の結晶からできているんですね。
タイヤの空気圧の差で、車が止まる距離はどのくらい変わる?
タイヤには指定空気圧がありますが、空気圧の差でどのくらい空走距離は変わってくるのでしょうか?
そこで、20km/hでギアをニュートラルに入れ、止まるまでの距離を測定しました。
被験車は新型プリウス。タイヤの指定空気圧はF220kpa/R210kpa。さっそく計測すると空走距離は112.2m。次は空気圧F/R150kpaでチャレンジ。指定の7割程度の空気圧しか入っていないことになる。こちらの結果は97.1m。
(引用元:ベストカー)
※Fはフロント(前タイヤ)、Rはリア(後ろタイヤ)のことです
なんと、空気圧の差で、15mも距離が違ってきたんです。
空気圧がどれだけ走行に影響があるか分かりますね。
走行時のタイヤのバーストを避けるためや、燃費を良くするために、タイヤの空気圧はマメにチェックしてくださいね。
今回の実験では、このような結果になりました。
実際に実験してみるといろいろ分かって面白いですね。