2015年12月に4代目に生まれ変わった新型プリウス。
JC08モード燃費で40km/Lを達成したEグレード、その他の2WD車で37km/L、4WD車で35km/Lを達成するなど、今まで以上に優れた燃費性能となっています。
さらに、新型プリウスは、ただ燃費が良いだけでなく、かっこよく走っていても楽しい車になっています。
そんな4代目・新型プリウスにまつわる10の疑問について、カー雑誌が調べていましたので以前から紹介しています。
※新型プリウスのグレード構成も示してあります
⇒新型プリウスの疑問|なぜホイールベースが先代と同じなの?なぜ全高を低くしたの?
⇒なぜフロントマスクが大きな口のトヨタ顔じゃない?新型プリウスの疑問
今回は、
・なぜ、リチウムイオン電池とニッケル水素電池の両方を設定したの?
・なぜEグレードだけ燃料タンク容量が他のグレードより5L少ないの?
について紹介しますね。
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なぜ、リチウムイオン電池とニッケル水素電池の両方を設定したの?|新型プリウスの疑問5
新型プリウスのハイブリッド用の駆動用電池には、
・高性能で軽量だが高コストのリチウムイオン電池(新型から採用)
・先代型と同じ仕組みですが、性能やサイズ、重量が改善されたニッケル水素電池
の2つが使われています。
低価格のEグレードと上級のAグレードにはリチウムイオン電池が、中級のSグレードと4WD全車にはニッケル水素電池が使われています。
ですが、なぜ、わざわざ2つの電池を使い分けているのでしょうか?
トヨタの開発者いわく、このような理由があるんです。
「EはJC08モード燃費を40km/Lとするため、高効率なリチウムイオン電池を搭載して軽量化も図った。またAはオプションを含めて装備が充実するので、重量が増加しても(37km/Lの)燃費を維持するためにリチウムイオン電池とした。その点でSは条件が良いのでニッケル水素」と言う。
「電池の違いでコストの差は生じない」と言うが、コストが同じなら全てリチウムイオン電池でも良いだろう。この他2種類の電池を使うことで、供給不足を避ける狙いも考えられる。
(引用元:ザ・マイカー)
重量と低燃費を達成するために、2つの電池を使い分けていたというわけなんです。
ただ、今後、リチウムイオン電池が安く作れるようになれば、全車リチウムイオン電池になるんでしょうね。
なぜ、Eグレードだけ燃料タンク容量が他のグレードより5L少ないの?|新型プリウスの疑問6
新型プリウスは、上級グレードのAや中級グレードのSの燃料タンク容量は43Lなのですが、廉価グレードのEは38Lと、他のグレードよりも5L少なくなっています。
EグレードはJC08モード燃費で40km/Lを達成した燃費スペシャル仕様なのですが、このような燃料タンク容量の違いは、燃費スペシャル仕様に多いんです。
タンク内部に間仕切りいれ、わざとタンク容量を小さくし、車両重量を軽くするんです。
車両重量や燃費数値は、燃料を満タンに入れたときに計測するので、5L減らせば理論上、3.6kgほど軽量化になるんです。
ただし、トヨタの開発者は、
「Eは燃料タンク自体も専用設計で軽くつくられている。単純に容量だけを減らし、車両重量を軽くして、燃費数値を向上させたわけではない」
(引用元:ザ・マイカー)
と、単純にタンク容量を減らしたわけではない言っています。
タンク容量が減ると給油回数が増えるので不便ですが、燃費がよくなるのは嬉しいことですね。
新型プリウスには、このほかにも疑問があります。
次回も新型プリウスの疑問についてお話ししますね。